UNIX入門:3. コマンドの入力形式と基本コマンドの操作

 コマンドの入力は「処理方法のオプションの下,入力ファイルを読み込み,処理の結果を出力する」という形式になっています。入力ファイルについては,指定必須のコマンドとそうでないものがあります。

入力形式:command [-option] [input]

 コマンドが実行されると,一つのプロセスとなります。プロセスが完了せず,いつまでたってもプロンプト (%) が戻らない場合,無限ループに陥っている可能性があります。この場合は,'^C' (controlキー+ C) で強制終了します。

 以下では,UNIX の操作に慣れることを目的に,実験例を示しましょう。

3.1. カレント・ディレクトリの変更と確認法

 UNIX を利用する上で,カレント・ディレクトリ (作業中のディレクトリ) がどこなのか,自分のホーム・ディレクトリの外で作業はしていないか,すなわち,迷子にならない方法は何か,ここではそのための練習をしてみましょう。

[ノート] ディレクトリの省略表現
上記における ~ は,以下のようなディレクトリの省略表現を利用しています。

ホーム・ディレクトリ      ~     ~/ で「ホーム内の」という意味に。
カレント・ディレクトリ    .     ./ で「カレント・ディレクトリ内の」という意味に。
その親ディレクトリ       ..     ../ で「親ディレクトリ内の」という意味に。

3.2. ファイル/ディレクトリのコピー

3.3. ファイル/ディレクトリの移動

3.4. ファイル/ディレクトリのリネーム (名称変更)

3.5. ファイル/ディレクトリの削除