現代経済学基礎:第2回講義ノート
2014年4月16日 水・1[新]現代経済学入門[旧]現代経済学基礎
経済循環
- [今回の内容]
- 経済活動のとらえ方(1)
- [今日の問題意識]
- 経済活動をとらえたい,表したい!
- [キーワード]
- 財貨,サービス,経済主体,消費者,生産者,効用,消費,生産,生産要素,労働,資本,中間財,最終財,利潤,労働所得,資本所得
- [参考書]
- 奥山 1章 1.1節, 1.2節
1 経済活動のとらえ方(1)
[例2.1](参考書 例1.1, 例1.2, pp. 2-3)
Aさんは,X地点から Y地点まで移動しようとしている。
- 財貨 (goods)
- サービス (services)
- 経済主体
- 消費者 (consumer),家計 (household)
- 生産者 (producer),企業 (firm)
- 効用 (utility)
- 消費 (consumption)
- 生産 (production)
- 生産要素 (factors of production)
- 資本 (capital)
- 労働 (labor)
[例2.2](参考書 例1.3, pp. 4-5)
・バス会社,自動車メーカー,石油会社の 3 社(単位:100 万円/年)
・バス会社
石油会社より燃料(軽油)を 40 単位購入し,輸送サービスを消費者に 200 単位売却,従業員には 130 単位支払った。利潤 30 単位は,株主に配当として支払った。
・自動車メーカー
部品を 10 単位生産し,生産のために必要な工業油を石油会社より 5 単位購入。バスを 80 単位製造してバス会社に売却した。従業員に 60 単位,配当に 15 単位支払った。
・石油会社
その年の初めに時価で表して 300 単位の原油の備蓄があった。その内の 20 単位を精製し,バス会社と自動車メーカーに販売した。従業員には 17 単位,社債の利払いと配当に合計 8 単位を支払った。
- 中間財 (intermediate goods)
- 最終財 (final goods)
- 労働所得 (labor income)
- 資本所得 (capital income)
- 利潤 (profits)