マクロ経済学:第16回講義ノート
2012年9月18日 火・1[新]マクロ経済学B[旧]現代経済学応用B
後期第1回 「古典派」対「ケインジアン」:学説略史
<今日の内容>
0 評価,課題,教材について
1 「古典派」対「ケインジアン」:学説略史
2 前期授業内容から後期授業内容へ
0 評価,課題,教材について
評価について
- シラバス参照
課題について
- 授業の復習問題
- 課題の設置場所
授業支援システム ⇒ マクロ経済学B(旧カリ:現代経済学応用B) ⇒ テスト/アンケート
- 課題の期限について
- 授業の4〜5日前に公開
※ 授業支援システムにメールアドレスを登録しておけば通知される - 締め切り:翌授業日前日一杯まで
※ 「提出」ボタンを押さない限り,提出にはならない
※ 「提出」ボタンを押さない間は,解答可能:解答に制限時間はない
- 授業の4〜5日前に公開
教材について
- 教材の設置場所
授業支援システム ⇒ マクロ経済学B(旧カリ:現代経済学応用B) ⇒ 教材
1 「古典派」対「ケインジアン」:学説略史
1.1 古典派経済学(Classical Economics)
- アダム・スミス (1776)『国富論』
- 「見えざる手 (Invisible Hand)」
- 経済自由主義 (Economic Liberalism)
- D. リカード (1817)『経済学および課税の原理』
- 「セイ法則」
- T. マルサス (1820)『経済学原理』
- 「有効需要の原理」
- J. S. ミル (1848)『経済学原理』
1.2 「限界革命」から「ケインズ革命」
- クールノー (A. A. Cournot, 1801-1877)
1838年の著書『富の理論の数学的原理に関する研究』 - 限界革命 1870-71
- W. S. ジェボンズ → エッジワース
- C. メンガー → オーストリア学派 → ハイエク
- L. ワルラス → ローザンヌ学派 → パレート
- ケンブリッジ学派(新古典派,Neoclasscial)
- A. マーシャル (1890)『経済学原理』
- A. C. ピグー
- J. M. ケインズ
- ケインズ革命
- J. M. ケインズ (1936)『一般理論』
- J. R. ヒックス,IS-LM分析, 1937
1.3 「ケインズ革命」以降の論争
- 流動性の罠
- 貨幣の中立性
- 完全なクラウディング・アウト
- 垂直な長期フィリップス曲線
- 「裁量」か「ルール」か
- リカードの中立性命題
2 前期授業内容から後期授業内容へ
・「有効需要の原理」を想定したIS・LM分析に基づく物価水準の決定:AD・AS分析(2回程度)
・AD・AS分析における「古典派」対「ケインジアン」(2回程度)
・70年代のマクロ経済学:フィリップス曲線を巡る論争から新たな展開へ(2回程度)
・80年代以降のマクロ経済学:「ニュークラシカル」対「ニューケインジアン」(残り授業)